Occa の Run遊記 青森県・八戸編

青森県 #八戸市 #Hachinohe-city

青森県八戸におけるランニングは、まずは、彼の地で有名で象徴的な場所、蕪島を目指しました。

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蕪島神社

ランニングを始めた当初、たまたま購入した雑誌『ランナーズ』全国市民マラソンが紹介コーナーで『八戸うみねこラソン』が特集され、このうみねこラソンのスタート地点とな


蕪島は、八戸の象徴的な場所とということであったからです。また、僕の仕事での関係で、東京から八戸に冷凍品を運ぶ運送会社の名前が『蕪島高速運輸』名前であったり、初めて八戸を訪れた時も、当地の取引先担当者より、『次の商談時間まで少し時間があるから、蕪島をご案内しますよ』と、連れていかれたのも『蕪島』だったので、ここは八戸を象徴する場所と感じていたので機会があれば、是が非でも走りたいと狙っていた場所だ。

 

蕪島はその昔、名前が示す通り陸から離れた島だったけれど、埋め立て工事により今は陸続きとなり、ちょうど岬のように出っ張った形をしている。蕪島八戸市のはじっこに位置していて、南に向かうとすぐ岩手県につながる。そしてこの岩手県一戸方面に進む道は、海岸と並行しているため、この道からみる景色が、これまた美しい。初めて訪問した時にお客さんが運転する車内から眺めた海岸線の美しさは、何とも言えず、是非、この道を走ってみたいなあ、と、ひとり呟いていた。 

すると、以外にもそんなチャンスはすぐ訪れ、この半年後、八戸に再訪することができた。

もちろん、靴とウェアは持参している。正直、この時の出張は、商談目的か?ランニング目的か?実に怪しかったりして、、、。 早朝、ホテルから蕪島までは、少し離れているため、車で移動し、蕪島にある広い駐車場に車を停め、軽いストレッチをして、蕪島を後に、その先にある海岸線にむけ、ゆっくりと走り出す。季節は11月くらいだったか、顔に当たる少し冷たい風が、とても気持ちよく目が覚め頭すっきりだ。走り始めてほどなく海岸線を見渡せるところまで来ると、ちょうど太平洋の向こう東から昇る朝陽がまぶしい。眼下には海岸に力強く打ち付けられた波が大きく白波をたてている。こうした光景を横目に走るのは実に爽快で気分が良く、仕事上の特権とおもっていた。そして頬にあたる冷たい風は、実に爽やかで、体の内面、外面双方から脳が刺激され、気分上々まさにランニングハイ状態に浸ることのできる青森は八戸ランでした。

OccaのRun遊記 北海道・札幌編

北海道  #札幌 #Sapporo-city #JAL倒産の日

 

札幌には何度か訪れたことがあるけれど、不思議と冬の時期が多く、記憶に残るのは道路沿いにうずたかく積もった雪に悪戦苦闘しながらのランニングです。歩道は積もった雪の影響で狭く、更に路面は硬く踏みしめられ、とても滑りやすく、転ばぬよう、慎重に走ったことを覚えています。 

 

また、『札幌雪まつり』を控えていた時期に訪れたことがあり、札幌大通り公園には、設営中の雪像が沢山あり、それら雪像の前を観光しながら、ゆっくりと走ることができました。設営中の雪像を見るたび、いつかはこの『雪まつり観光』を目的として札幌に来たいな、などと、思いながら足を進めるも、ついぞ、今日の今日まで、リアルな札幌雪祭りを見る機会はきていない

せっかく札幌市内を走っているので、もちろん『札幌の時計台』、『ススキノの繁華街(と言っても早朝なので人気は少ない)』などといったメジャーな観光スポットは外さずに駆け抜けた。

 

1度だけ、雪のない季節(確か5月頃だったか)に訪問したことがあったけれど、この時は、いつも宿泊するススキノ地域の宿が、あいにくどこも満室だったため、仕方なく、駅の北部地域に泊まることがありました。ところが、この宿、すぐ近くに北海道大学があったので、『これは外せないしょう!』と、当然 『Let’s Go 北海道大学!!』 と意気込んで向かった。北海道大学の構内を著名なスポットをチェックしながら、周回し、これまでテレビや雑誌の中でしか見ることの無かった、有名なポプラ並木をみつけそして駆け抜ける時はテンションもあがり気分良く、実に気分爽快だ。

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ポプラ並木



ランニング後は、すぐさまシャワーを浴びて、そのままホテルの朝食バイキングへ

出張先における朝ラン後のいつものルーティンとして、汗をかいた体に、水、牛乳、オレンジジュースをそれぞれ一気に飲み干して、水分を補給し、落ち着いてから朝食を食べるというのがお気に入りでした。もちろん、当時は食欲旺盛で食事量も多く、イメージとしてはこんな感じ。まず、ご飯、みそ汁、魚、納豆といった和食メニューと、パン、ベーコン、スクランブルエッグなどの洋食メニューをそれぞれ食べる(つまり、ほぼ2人前)、そして食後には、デザートとしてのスイーツ系パン(1-2個)と、コーヒーを2-3杯くらい飲むのが常であった。およそ今では、考えられないほど、朝から暴食していたもんだと、呆れてしまう。けれど、同時にこれだけ食べることができた自分の体と胃袋の強さも今となっては懐かしく思う。

 

今は、足の故障もあって、ランニングをしていないし、更に車通勤になったことで、体のエネルギー消費がまったくできていない。でも、たまに朝食だけだったら、今でも食べられるような気がする自分の食欲が怖い。けれど、もし今の体でこれだけ食べたら、胃が持ちこたえられずに、その後、廃人になるかのようにもがき苦しむことは容易に想像できるけれど、、、

 

*なお、話はそれるけれど、ある札幌出張の時JAL便で、向かったのだけれど、なんとそのフライト当日は、JAL会社更生法を申請した日であった。つまり『JAL倒産の日』ということだ。

よりによって、『なんでこんなに日に搭乗しちゃったのかな!』なんて思ったけれど、もともと、航空会社にこだわりはないし、サラリーマンだから出張予定も簡単には変更できないし、もっと言えばチケットを格安で先に買っていたし、仕方なく(対して深く考えていなかったけれど)そのまま札幌に向かうことにした。思慮深い人は、飛行中の事故や万が一のリスク等考えたら、避けるのだろうけれどまあ、それは現代の日本というお国柄は、平和ボケ甚だしく、保証なき安心感にどっぷりとつかった無頓着男は札幌に向かうのでした。確か、搭乗する際に、機内でそれらしきアナウンスがあったと思うけれど、それさえ、全く覚えていない。鈍感力って大切だ。

 

なお、羽田から札幌に飛び立った機内は、皆、平静で淡々としたもので、僕自身は機内サービスのテレビニュースで改めてJAL倒産を確認するくらいで、とりたてて気に留める人も騒ぐ人もいなかった。出張者が多くのる朝便には、特徴的な静けさは、これまた多くの出張者が利用する朝の新幹線車内の雰囲気にも似ていた。出張者が多いのでこうなるのだろう。僕自身、ニュースを確認しながら、『あー、こんな日に乗っちゃったなぁ~』とは、思ったけれど、さほど記憶には残らず、すぐ忘れてしまい。数年後に思い出すかな?といったレベル。実際10年たった今、こんな文章を書いていると、久々に思い出したということで、追記しておこう。

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Boys !!!

 

OccaのRun遊記

かつて商社勤めをしていた僕は、仕事の特性上、出張する機会が多く、国内外問わず、様々な場所へと飛び回っていました。そして当時、まだ若く、ランニングを趣味にしていたこともあり、仕事にかこつけて、訪れた先のいたるところを元気よく、走りまくってきました。

他人にとってどうでも良い、自分が残してきた足跡を記録しようと思いこの日記を始めました

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良く走りました

(尚、今では、当時のつけがまわり、脚を痛め、ランニングはお休み。もちろん寂しい気持ちがあるけれど、自業自得だし、割り切って、環境の変化を楽しむため、最近は、コロナ禍もあり、持て余した時間を、新たな趣味、料理とDIYに、顔を突っ込んでいます)

自分自身の備忘録を兼ね、過去の旅先におけるランニングエピソードを記憶の残っている範囲でいろいろと記していきたいです。