Occa のRun遊記 岩手県・水沢江刺編

岩手県 #水沢江刺奥州市 #アテルイの里 2011年5月

 

2011年3月に発生した東日本大震災から2か月が経ち、ようやく再開した新幹線に飛び乗って、東北地方沿岸部にある顧客へのお見舞い巡り。とりわけ取引濃度と懇意度が高かった釜石と気仙沼のお客さんダブルMさんと3人で宿泊した場所です。宿の名は、源喜旅館とかいったかな。駅からも近く、場所はなんとなく覚えているけれど、今では検索しても出てこないのでもうないのか? 宿は、修学旅行生や学生の合宿とかに使われるような宿で、お風呂は、銭湯のような雰囲気で、3人仲良く並んで、体の汚れを流し落としたことは懐かしい思い出。二人とも、津波により自宅も会社も全て流され、0からの再開となるため全国を奔走して、疲労がたまっている中のひと時だったと思う。

当地におけるランニングは、地図を見て大きな川(北上川)があるので、とりあえず、そちら方面に向かって走る。一番近い橋は、震災の影響を受けたようで、橋の一部が破損・ヒビが入っているかで、通行禁止であった。ひとつ川上側にある橋は往来可能なようなので,その橋を目指し、そこから対岸に渡る。

取り立てて特徴のない田園風景を走っていると、向こうのほうに、木の柱で組み立てられた、櫓のような建物を発見。田園の中に立つ、これはきっと、アイヌアテルイの城ではと勝手に思い込んだけれど、周囲にそれらしい看板は一切なかったので、まあ違いますね。

当地における早朝ランニングは、5月上旬ということもあって、頬にあたる風が涼しく心地よく、気持ちの良いランニングでした